お店でなんとなく買って、
みんなで食べていたチョコレート。
よく見たらパッケージに
「FAIR TRADE(フェアトレード)」と
書いてありました。
最近よく聞く言葉だけれど、
一体どんな意味があるんだろう。
他に、どんな商品があるんだろう。
みんなで調べてみることにしました。
フェアトレードとは、
直訳すると「公平・公正な貿易」のこと。
商品を「どう作るか」「誰がどう関わっているか」
を大切にする考え方です。
コーヒーやチョコレートなど、私たちが買う商品
には、
児童労働や貧困、環境破壊といった問題
が関わっていることがあります。
そうした背景に目を向け、
生産者の暮らしを守りながら、
地球にも人にも
やさしい仕組みを広げていく取り組みです。
お店で見かける
「国際フェアトレード認証ラベル」。
これは、その商品が「つくる人・育てる人」にも
きちんと配慮されている証です。
気になる背景をひと目で見極められるのが、
このマークの良いところ。
環境や人にやさしい
選択が、ぐっと身近になります。
国際フェアトレード認証とは
開発途上国の生産者が、適正な条件で働き、安心して暮らせるように支える貿易の仕組みです。適正な価格での継続的な取引に加え、働く環境や人権、環境への配慮など、さまざまな基準が設けられています。公正な繋がりを通じて、生産者の自立と、よりよい社会の実現を目指しています。
認証マークとは
認証マークは、その製品が厳しい基準をクリアした証です。世界の多くの国や地域で、国際フェアトレード認証基準に従った商品を見つけることが出来ます。
商品に付けられている
2種類の国際フェアトレード
認証ラベルの違い
国際フェアトレード認証ラベル
国際フェアトレード基準で調達できる原料はすべて
フェアトレード認証原料を調達し製品にしていることを示します。
製品全体では、20%以上入っていることが定められています。(100%未満の場合、矢印がついています)
イオンがフェアトレードに取り組みを
はじめるきっかけになったのは、
2002年にお客さまから「日常生活を国際貢献と
結びつけるパイプ
役になって欲しい」との要望を
いただいたこと。
トップバリュは、国際フェアトレード認証を取得
した商品を作り続けることで
未来のくらしに繋が
る選択肢を提案しています。
※Fairtrade Internationalの
基準を守り生産や貿易が
行われているかについて、
生産者や企業をチェックする独立した監査・認証機関
※1日本国内の事業者は、
フェアトレード・ラベル・ジャパンにより
認証を受けることができます(※条件あり)。
日本以外の国の認証は、FLOCERTが担当します。
トップバリュは、取引先との関係を対等に保ち、
公正な取引を大切にしています。
法令や「イオンの基本理念」並びに「イオン行動規
範宣言」、さらにお取引先
さまにも
「イオンサプライヤーCoC」を遵守して
いただいています。
これらの規範は、イオンが掲げる「平和」「人間」
「地域」を大切にする理念に基づいています。
フェアトレード商品はその理念を実現するため
の一つの方法です。
コーヒーとカカオの持続可能な調達の推進国際フェアトレード認証の紅茶
※2001年ジャスコからイオンに社名変更した際、21世紀にふさ
わしいビジネスモデルを構築するために
お客さまや従業員から「理想とするイオンの姿」について提案を
広く募集したもの
生産者の生活環境や
環境をよくする。
- ●適正な価格と奨励金によって、暮らしや地域活動が支えられる
- ●働く人々の安全や権利が守られることが期待される
- ●環境に配慮した生産方法が広がることが促される
- ●女性や若者の社会参加や、子どもたちの教育がよりよくできる